あれこれ伏線があったのです・その3
今日はアクアダンスとスイミング、ランニングのフルメニューでした。久々の充実感!です。
久々にTVもよく見た日でした。モンキーマジックとか、ミシュランで最年少で星のついたシェフのインタビューとか。実に刺激的でした。モンキーマジックはぜひライブを見てみたいもの。そんな気にさせられたミュージシャンは久々です。ところで、走り始めたきっかけの話をまた少し続
けます。
ときはあっという間に過ぎ去り、その間に子宮腺筋症という病気、それによる子宮摘出、自助グループ「たんぽぽ」の結成とかそこからの退出?とか、色々ありました。本も共著や監修を含めたら7冊出し、原稿書きのほかにビデオ制作、講演、TV出演、まあ色々やってきました。何かこう書くと自分のことじゃないみたいですけどね。
その間にマラソンがらみで私の記憶に色濃くあるといえば、92年、96年と続けてオリンピックでメダルをとった有森さんの映像。彼女の美しさ、スランプも話す率直さ、その後のおつれあいのスキャンダルにも動じない芯の強さ、どこをとってもアコガレです。特に、アトランタのゴール後のインタビューでのコメントが私は好き。「自分で自分をほめたい」のほうが有名ですけど、その前に言ってた「終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし・・」とつまったときの彼女が、ホントにステキで、印象的でした。もしかしたら、同じ「ゆうこ」という名前であることも、ほかの人より関心を寄せていたきっかけだったかもしれません。その後は、私自身が医療市民活動に熱心だった頃に、有森さんはスポーツを通じてカンボジア支援をするNPOをなさっていることも知り、そんなところにも共感を抱いていました。
とはいえ、スポーツは気まぐれに見る程度で、自分が日常的にするなんて、考えたこともなかった私ですから、一生涯やることはないだろう、くらいに思っていたのが、真実です。但し、もっとさかのぼれば東京オリンピックが小4のときで、あのときの花形の一人が銅メダルになった円谷選手でしたから、その後衝撃的な彼の死ということはありましたけど、私たち世代にとってやはりマラソンは特別なものかもしれない、という思いもあります。
さて。ときはもっと過ぎ、2000年のこと。ライターも続けつつ、でも不安定な仕事に行き詰まりを感じて、私は会社員との二足のわらじになり、今の業界の仕事をするようになりました。
そして、2004年に、今も勤める会社に就職。ここがなかなか楽しい職場で、ステキな同僚にも恵まれ、これ以降、すっかりライターとしての欲は消えてしまいました。会社に行けば、行きさえすれば、翌月にはお給料がいただけるって、何てシアワセ。帰りにはイッパイやれる同僚もたくさんできて、何てシアワセ。そんな毎日を満喫していました。
そのときの同僚の中で最も親しくなったKさんがあるとき、「ホノルルマラソンを走ったことがあるの」と言うので、目の前にいるふつうの人が「フルマラソンを走った」というだけで、驚愕しました。彼女は「そんなに特別なことじゃない」くらいのことを言うのです。スポーツクラブでランニングマシーンで歩いたり走ったりしていたら、そこのランニングサークルに女性が少ないからと勧誘され、ある人が申し込んだマラソン大会に急に出られなくなったから代わりに走ってと言われてしぶしぶ(?)走ったり、長距離の練習もつきあったけれど帰りは自分だけ別ルートで帰ってきたりした、なんて話をランチタイムなんかに話してくれたわけです。彼女も別にジマン話としてではなく、「それにしてもマラソン走ったなんてすごいね」と言うと、はにかみながら「実はね」と話してくれたのです。つまり、ひょんことからだった、最初はおっかなびっくりだった、でも仲間との交流が楽しくてとうとうホノルルまで行った、やり始めたら本格的にやってみたくなって駒澤公園で行われていた講習会にも毎週のように参加していた時期があった、ということでした。彼女は、「ヒザを痛めたんで今は走ってないけど」と言いつつ、会社の帰りに一緒に歩くと、歳上ながら「ど、どうしてそんなに歩くの早いの?」というほどサッサカ歩くのです。ロードを走るようになると、ふだんの歩きも速くなるなあ、というのは今の私も思いますけどね。その頃は私はノタノタ歩いてました(笑)。で、サッカーも大好きで、どんなスポーツのルールもたいていわかる、とKさんは言うのです。私はたいていのスポーツのルールがわかりませんから、「はあ、そういう人もいるのねえ。やっぱりスポーツを好きな人とそうでない人の違いは大きいわ」と思ってましたし、「面白い人には面白いんでしょ」ということはわかっても、実のところ「別世界の話」でした。(この項つづく・・)
久々にTVもよく見た日でした。モンキーマジックとか、ミシュランで最年少で星のついたシェフのインタビューとか。実に刺激的でした。モンキーマジックはぜひライブを見てみたいもの。そんな気にさせられたミュージシャンは久々です。ところで、走り始めたきっかけの話をまた少し続
けます。
ときはあっという間に過ぎ去り、その間に子宮腺筋症という病気、それによる子宮摘出、自助グループ「たんぽぽ」の結成とかそこからの退出?とか、色々ありました。本も共著や監修を含めたら7冊出し、原稿書きのほかにビデオ制作、講演、TV出演、まあ色々やってきました。何かこう書くと自分のことじゃないみたいですけどね。
その間にマラソンがらみで私の記憶に色濃くあるといえば、92年、96年と続けてオリンピックでメダルをとった有森さんの映像。彼女の美しさ、スランプも話す率直さ、その後のおつれあいのスキャンダルにも動じない芯の強さ、どこをとってもアコガレです。特に、アトランタのゴール後のインタビューでのコメントが私は好き。「自分で自分をほめたい」のほうが有名ですけど、その前に言ってた「終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし・・」とつまったときの彼女が、ホントにステキで、印象的でした。もしかしたら、同じ「ゆうこ」という名前であることも、ほかの人より関心を寄せていたきっかけだったかもしれません。その後は、私自身が医療市民活動に熱心だった頃に、有森さんはスポーツを通じてカンボジア支援をするNPOをなさっていることも知り、そんなところにも共感を抱いていました。
とはいえ、スポーツは気まぐれに見る程度で、自分が日常的にするなんて、考えたこともなかった私ですから、一生涯やることはないだろう、くらいに思っていたのが、真実です。但し、もっとさかのぼれば東京オリンピックが小4のときで、あのときの花形の一人が銅メダルになった円谷選手でしたから、その後衝撃的な彼の死ということはありましたけど、私たち世代にとってやはりマラソンは特別なものかもしれない、という思いもあります。
さて。ときはもっと過ぎ、2000年のこと。ライターも続けつつ、でも不安定な仕事に行き詰まりを感じて、私は会社員との二足のわらじになり、今の業界の仕事をするようになりました。
そして、2004年に、今も勤める会社に就職。ここがなかなか楽しい職場で、ステキな同僚にも恵まれ、これ以降、すっかりライターとしての欲は消えてしまいました。会社に行けば、行きさえすれば、翌月にはお給料がいただけるって、何てシアワセ。帰りにはイッパイやれる同僚もたくさんできて、何てシアワセ。そんな毎日を満喫していました。
そのときの同僚の中で最も親しくなったKさんがあるとき、「ホノルルマラソンを走ったことがあるの」と言うので、目の前にいるふつうの人が「フルマラソンを走った」というだけで、驚愕しました。彼女は「そんなに特別なことじゃない」くらいのことを言うのです。スポーツクラブでランニングマシーンで歩いたり走ったりしていたら、そこのランニングサークルに女性が少ないからと勧誘され、ある人が申し込んだマラソン大会に急に出られなくなったから代わりに走ってと言われてしぶしぶ(?)走ったり、長距離の練習もつきあったけれど帰りは自分だけ別ルートで帰ってきたりした、なんて話をランチタイムなんかに話してくれたわけです。彼女も別にジマン話としてではなく、「それにしてもマラソン走ったなんてすごいね」と言うと、はにかみながら「実はね」と話してくれたのです。つまり、ひょんことからだった、最初はおっかなびっくりだった、でも仲間との交流が楽しくてとうとうホノルルまで行った、やり始めたら本格的にやってみたくなって駒澤公園で行われていた講習会にも毎週のように参加していた時期があった、ということでした。彼女は、「ヒザを痛めたんで今は走ってないけど」と言いつつ、会社の帰りに一緒に歩くと、歳上ながら「ど、どうしてそんなに歩くの早いの?」というほどサッサカ歩くのです。ロードを走るようになると、ふだんの歩きも速くなるなあ、というのは今の私も思いますけどね。その頃は私はノタノタ歩いてました(笑)。で、サッカーも大好きで、どんなスポーツのルールもたいていわかる、とKさんは言うのです。私はたいていのスポーツのルールがわかりませんから、「はあ、そういう人もいるのねえ。やっぱりスポーツを好きな人とそうでない人の違いは大きいわ」と思ってましたし、「面白い人には面白いんでしょ」ということはわかっても、実のところ「別世界の話」でした。(この項つづく・・)
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by yuuko_watanabe3
| 2008-02-13 23:21
| マラソン/ダイエット
わたなべゆうこです。blog名を「女は51から」より変更しました。
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