2008年、と打ってみる。新鮮な気持ち。
あけましておめでとうございます。

子ども時代から、お正月を迎えても「何がめでたいの? ときの刻み方は昨日の一日と何も変わらないじゃないの」などと思い、今も似たような感覚はあるのですが、試しに2008年、と打ってみると、私にとってこれまでで一番かけがえがないと感じた2007年が本当に過去になって、
新しい月日をきざんでいくんだなあ、とめずらしく殊勝な気分になります。
さて。今朝の新聞の片隅には、福岡の病院で30代の女性が乳がんではなかったのに乳がんと誤診されて左乳房を切除された話が載っています。市民団体「イデアフォー」にも、かつて誤診されてあやうく切除される寸前だったのに直前で回避できた方も参加していました。別の病院では「良性」という診断がついた、ということです。その方がよく仰っていたのは、「決して私ばかりじゃないはず」ということ。「実は良性だった」という事実は掘り起こしにくいことを考えれば、ウソをつかれたままの患者は少なくないだろう、ということは想像に難くありません。
がんの治癒が確認できるのは一般的には手術から5年後と言われる中、乳がんだけはそれが10年、と言われます。実は良性なのに10年もいのちの恐怖にさらされ、その後も真実が明かされることのなかった人が少なからずいらっしゃる。推定されるそのことに驚愕しますね。
もちろん今回の報道での女性はマンモグラフィー検査もしていました。つまりマンモグラフィーは乳がんを100%正確に映し出すもの、という思い込みは危険だ、ということです。かつてMRI検査(からだを輪切りにした映像を映し出すアレです)について取材をしたとき、実は撮影技師、診断する医師の力量によって、得られる結果には大差がつく、と知ってびっくりしたものでしたが、マンモについてもきっと同じことが言えるのでしょう。検査を、一人だけの医師を妄信してはとっても危険なわけです。
社会常識としてそういうことが知れ渡れば、医療被害で泣く人も、少しは減っていくことでしょうに・・。
ところで、他の紙面では椎名誠へのインタビューが載っていて、朝日新聞で彼が出ているのを見たのは久しぶりな気がしました。新聞といえば、今や極端に購読者が減っているはず。多くの情報発信をWebにシフトしている新聞社が多いでしょうし、アメリカでは完全に紙をやめてしまった社があるという情報を目にしたようなしないような!?
そんな中、しばらく前に思いついたアイデアですが、日替わりで違う新聞を届けてくれるようなサービスって出来ないかな、と。TVの「やじうま新聞」なども、各紙の違いというとこに着目してできた企画だったのではないかと思うのですよね。自分がとっていない新聞を目にして何かすごく新鮮だったりホオと思うことはたまにあるのですが、でも切り替えようとまでは思いません。部数減をくいとめるために新聞各社が資金を出し合ってそういうシステムを作ってくれたら、それなら新聞を取り続けてもいい、という人は潜在的に相当数いるのではないかと思うのです。期間限定の3ヶ月間、といった単発的な企画としてでもいいから、ぜひやってもらいたいもの。コストはかなりかかってしまうでしょうが、新聞も生き残りにある意味必死でしょうから、それほど現実味のない企画でもないと思うんですけど・・。

子ども時代から、お正月を迎えても「何がめでたいの? ときの刻み方は昨日の一日と何も変わらないじゃないの」などと思い、今も似たような感覚はあるのですが、試しに2008年、と打ってみると、私にとってこれまでで一番かけがえがないと感じた2007年が本当に過去になって、
新しい月日をきざんでいくんだなあ、とめずらしく殊勝な気分になります。
さて。今朝の新聞の片隅には、福岡の病院で30代の女性が乳がんではなかったのに乳がんと誤診されて左乳房を切除された話が載っています。市民団体「イデアフォー」にも、かつて誤診されてあやうく切除される寸前だったのに直前で回避できた方も参加していました。別の病院では「良性」という診断がついた、ということです。その方がよく仰っていたのは、「決して私ばかりじゃないはず」ということ。「実は良性だった」という事実は掘り起こしにくいことを考えれば、ウソをつかれたままの患者は少なくないだろう、ということは想像に難くありません。
がんの治癒が確認できるのは一般的には手術から5年後と言われる中、乳がんだけはそれが10年、と言われます。実は良性なのに10年もいのちの恐怖にさらされ、その後も真実が明かされることのなかった人が少なからずいらっしゃる。推定されるそのことに驚愕しますね。
もちろん今回の報道での女性はマンモグラフィー検査もしていました。つまりマンモグラフィーは乳がんを100%正確に映し出すもの、という思い込みは危険だ、ということです。かつてMRI検査(からだを輪切りにした映像を映し出すアレです)について取材をしたとき、実は撮影技師、診断する医師の力量によって、得られる結果には大差がつく、と知ってびっくりしたものでしたが、マンモについてもきっと同じことが言えるのでしょう。検査を、一人だけの医師を妄信してはとっても危険なわけです。
社会常識としてそういうことが知れ渡れば、医療被害で泣く人も、少しは減っていくことでしょうに・・。
ところで、他の紙面では椎名誠へのインタビューが載っていて、朝日新聞で彼が出ているのを見たのは久しぶりな気がしました。新聞といえば、今や極端に購読者が減っているはず。多くの情報発信をWebにシフトしている新聞社が多いでしょうし、アメリカでは完全に紙をやめてしまった社があるという情報を目にしたようなしないような!?
そんな中、しばらく前に思いついたアイデアですが、日替わりで違う新聞を届けてくれるようなサービスって出来ないかな、と。TVの「やじうま新聞」なども、各紙の違いというとこに着目してできた企画だったのではないかと思うのですよね。自分がとっていない新聞を目にして何かすごく新鮮だったりホオと思うことはたまにあるのですが、でも切り替えようとまでは思いません。部数減をくいとめるために新聞各社が資金を出し合ってそういうシステムを作ってくれたら、それなら新聞を取り続けてもいい、という人は潜在的に相当数いるのではないかと思うのです。期間限定の3ヶ月間、といった単発的な企画としてでもいいから、ぜひやってもらいたいもの。コストはかなりかかってしまうでしょうが、新聞も生き残りにある意味必死でしょうから、それほど現実味のない企画でもないと思うんですけど・・。
by yuuko_watanabe3
| 2008-01-01 08:37
| 更年期/からだ/こころ
わたなべゆうこです。blog名を「女は51から」より変更しました。
by yuuko_watanabe3
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