産後ウツは誰にでも起きるのです

 先日亡くなったアナウンサーはやはり産後ウツだったと家族が明かしたようですね。

 そうに違いないだろうと思ってはいましたが。
 私自身、産後ウツになりそうひどくならないうちに回復はしたのですが、「ひえ~、産後の女性の心身はほんとにデリケートなのね~」と痛感したエピソードがあるのです。

 それは、ムスコの通っていた保育園のママ友だった、保健師さん。保健所勤めの方でした。そのときすでに3人のお子さんがいて、保育園にも交代で送り迎えに来る、優しそうで、ハンサムな年下パパと、仲もよさそうなご夫婦でした。

 4人目のお子さんの産休明けの頃に、用があって電話したとき、「産後つらくてつらくて、しょっちゅう理由もはっきりしないのに泣いてばかりいた」と明かしたのです。びっくりでしょ。まず、彼女は専門家で産後ウツについてはいわば知りつくしていたはずなんですよ。それから、4人目の育児ですからね。なぜ泣くの、こういうときどうしたらいいの!?なんて、こと育児についての不安や悩みは起きないはずじゃないですか。特別に大変な赤ちゃん、という事情もなかったですし。彼女とはその後疎遠になりいっときのご縁だったので年齢もはっきりしませんが、たぶんその時点で30代半ばくらい。40は過ぎてなかったと思います。背の高い、ハツラツとしたいかにも健康そうな人でした。しばらくパパのお母様が手伝いに来てくれていた、とのことでしたから、そのお母様に気を遣って疲れた、ということもありはしたかもしれませんが、専門家で4人目の子で手助けしてくれる家族もいて、といったら、ふつうは産後精神的に追い詰められるなんて、まず考えにくいでしょ。でも、泣いてばかりいた、というのですよ。大変だった、と人に言う勇気のある人だった、とも言えるわけで、プライドがじゃまして、そんなことを周囲に言えない人もいるんじゃないかと思いますね。

 このエピソードを知って以来、私は思うのですよ。産後の女性を周囲の人は「まわたでくるむ」ように大切にしてほしいな、と。背景を言うと、出産直後の女性のからだは急激なホルモン変化を起こしているので、からだの疲労、精神的な変動はそこから起きるらしいです(専門的な解説を知りたかったら、医学的に解説しているサイトでぜひご確認ください)

 今回亡くなった方のように回復が難しいケースもあるのだから、早く周りが気づいて、早期に、適切な治療を受けられるよう気を配ってほしいなと思いますね。それまでの人生に自信のあった人ほど「誰にもできることがこの私にできないはずがない、私は人並み以上にちゃんとやれる」と弱音をはかずにがんばってしまおうとするかもしれないし。
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by yuuko_watanabe3 | 2010-07-30 19:33 | メディア/言葉/社会

わたなべゆうこです。blog名を「女は51から」より変更しました。


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