振り返り日記・ホノマラ当日編

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イッパイイッパイでしたので、ほかのランナーの方々の様子を撮れたのは、このたった1回だけ。何人もの方が腰にまだカッパを巻きつけています。私もこの時点ではまだ腰にしばってました。つけていない人はここまでのあいだに棄ててしまったか、元から持ってなかったかのどちらかです。この地点はハイウェイの復路だったのではないかと思いますので、この直前に降ったのが最後にあたる5-6回目だったのではないかと思います。もうこれで最後かと思いきやまだたたきつけてくるので、みんな心配で腰に巻きつけたままだったわけです。道路の水溜りからも、状況が彷彿としてるかと思いますが、ハア~ほんとに大変なレースでした。

以下、マラソンフォトからダウンロードさせていただきました。サンクス!・・・・証拠写真というわけです(*・・*)。

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 前日、もう天気が崩れることはあるまいと信じ込んでた私たち。ほかの参加者も似たようなものでしょう。上の6枚はもうだいたい落ち着いた終盤(昼近く)のものですから、ふつうのレースと変わらないように見えてしまうでしょうけど、実際、幕開けはとんでもない嵐だったのです。

 朝、予定時間より早く目覚めた私は、何か変な音がするなあと思ったのです。オットもすでに起きていて、窓をあけ外に向かってタバコの煙を吐き出しています。
「ねえ、これって何の音? 雨?」「いや。降ってなんかいねえよ・・・・おっ?・・おおっ?・・あれ! じゃない! 降ってる~!!」
 すべてはそれが序章でした。
 私自身は100均のカッパを用意してありましたが、「同じの買ってきてあげようか?」と言っても「要らない」と言ってたオット。「いや参ったなあ。降るかもしれないと思えばABCの袋を手に入れといたのに」と言ったって、あとのまつりです。

 私個人にとってはもう1つ計算外のことが。またまたおトイレです。どうも緊張すると出にくくなります。気にしない人ももしかしたらいるかもしれませんが、お腹に余計なものを携えつつ、というのがほんとにイヤなんです。ふだんだと、おからの煮物をほぼ毎日食べてるので問題出にくいし、ちょっとこじらせてもホットコーヒーを飲むだけでスルッといくことも多いから、さほど気にしてないのですが、何と、毎日置いてあったセルフサービス用のコーヒーが今日は見当たりません。(レース後の翌朝はまた置いてあったのだから、皮肉なものです)
 しかも、今回の集合時間は、昨年の経験者のオットの号令の元、私たちグループの出発時間は開始時間ギリギリの4時。刻々と時間が迫っている中、猶予はありませんから、諦めました。
 にしても、たたきつけるような激しい降りように、それについてはたじろぐばかり。

 スタート地点に行ったら、カッパやそれに代わるものを着てる人、着てない人、それぞれいますが、たたきつけるような降りはいったんダ~~~ときたら当たり前ですがすぐには止まりません。軽装の人、雨よけをいっさい持ってない人のつらさはいかばかりかと思いますが、なすすべがありません。特に印象的だったのは、私の斜め後ろにいた年配の白人女性。私より小柄できゃしゃなその人が歯を食いしばり耐えてる姿は、荒行に耐えてる修行僧のようでした。

 そんなこんなの中、花火、だいたいのタイムごとのまとまってのスタート、なかなか明るくならない状況、そして断続的に強く降ってくる雨は、不安が募ること、この上なし。
 
 それと走り初めから私には周囲にある種の違和感がありました。あれ? みんな歩いてる~!! いや、いいんですけどね。浅井えり子さんもおっしゃってましたっけ。人それぞれの楽しみ方があっていいと。最初はウォーミングアップとして歩く人もいるし。ですが、私の周囲のそうですね、8割は歩いてます。わ、私は一応、歩くためではなく走るために来てるんですけどー・・。
 そんな中、とにかく走ってる、と言える状態で足を運ぶ、そのモチベーションを維持するのは正直、大変でした。

 それと、2キロくらいの地点だったでしょうか。通りすがりのハンバーガーショップに人が列をなしています。迷ったもののそこでトイレを借りることにしました。ここでかかった所要時間およそ30分。これがそもそもの間違いだったと思うのですが(出しきれなかったし。グッスン(*_*))、判断ミスを今さら言っても仕方ありませんが。

 それよりちょっとムッとしたのは、男女それぞれ個室になってるのに、男性の利用者は少ない上に所要時間も少ないからどんどん新しい利用者も用を済ませて去っていくことです。私が「こんなときは男女一緒になって順番を待ったらいいんじゃないんですか?」と言ったことがきっかけで、いったんはそうなりました。アメリカによくあるドアの上下が切れてる半オープンのトイレではなく日本などと同様完全な個室ですから、女性も男性用を使えるし、かなり差し迫って使いたい女性がいるのは様子を見ていても明らかでしたから、見てたら男性側からそういう申し出をしてくれたってよさそうなものだったんですけどね。でもまあとにかく男性トイレを女性も利用できる状況になったわけです。もうそのときには私はどっちにしても番がきたんですけどね。でも、私がトイレを出るとき、入り口のほうで「男性用トイレがあるんなら先に男性に使わせてあげて」と意味の分からないことを主張する女性あり。どっちも個室で、いわゆる「あさがお」みたいな男性用便器だけのコーナーなんてない、と私は説明したのですが、ちっとも通じないの。いや、相手は日本人なんですけどね。「誤解してるみたいですね」ですって。「いや、誤解してるのはあなたのほうですから!」・・・・くだらないことで、消耗し、時間もロスしました。

 でも、私がもっと納得いかなかったのは、好意で貸してくれてるバーガーショップの人にだーれもお礼を言っていかないことでした。ハンバーガーショップはトイレを貸すためにあるわけじゃないし、トイレットペーパーだって、お店の商品を買ったひとのために店が用意してるものなのに、ある男性なんて、順番を待ってる私たちに対して、紙がそろそろないから店の人に言ったほうがいいですよ、ですって。あなたがそれに気づいたら、自分が店の人に一言言って、トイレを借りた礼も言ってレースに戻ればいいじゃないですか。ムッカー。もし仮に日本国内のコンビニかなんかでトイレを借りればおそらく礼なり言い訳?を言ってくに違いない人達が、ただ無言でバーガーショップのトイレを借りて立ち去っていく。うお~、私の感覚では、ありえへーん! あ、そうなんですよ、並んでたのは9割日本人でした。

 とまあ、余計なことでムカッパラをたてる私のわるいくせで、余計に時間が掛かったことは否めなかったかもしれません。
 
 それでも、ハーフと言われるまでは、歩かずにどんどん人を追い抜いていったのです。足も上半身も特にどうしてもしんどい、とまではなってませんでした。
 でも、周りの8~9割が歩いている中で走り続ける、ということにそろそろ限界が来ました。その頃すでに単調なハイウェイに入っていまして、とにかくこの距離がエンエンと果てしなく長く感じるのです。いやはや辛かったです。そこまで行ったあとも2回くらいは急なスコールがあったと記憶しています。そこまでの途中でカッパやビニール袋を棄ててしまった人もいますから、そうなるとその人達は結局ずぶぬれです。そういう様子を見ていたので、私が棄てたのは、ほんとに最後の最後でした。来年初参加を決めてる方は、もし今年みたいなスコールにあうと仮定した場合は、スーパーの大判ビニール袋ではとても足りませんから、100均でカッパを調達していくことをオススメします。

 さて、ハイウェイの復路、30キロ地点がやってきました。私にとって未知の距離です。ハーフ以後そこまで、歩いたり走ったりを少しずつ繰り返してた自分は、その後もダラダラそのペースでいっても、いいことは何もないし、記録にはもうこだわらないといったって、悪くなることはあってもよくはならない、ということに、かなり焦りを感じていました。
 でも、11月の体験で、30キロまでは一回も歩かずに走る、というトレーニングは出来ています。だったら、30キロ以降を絶対に歩かない、走る、という決意をすれば、かなり自分にも納得いく気がして、やってみることにしました。

 とはいえ、結論から言うと、30キロ時点からさらに歩かずに走り続ける、という課題はあと5キロも続かなかったんですけどね。なぜなら行けども行けども、歩く人が8~9割という状況は変わらないわけです。気持ちがそがれるばかりでなく、自分がさらに前に出たいときでもスムーズに前に出られないわけです。こんなことが障壁になって走れない、というのは想像してなかったことで、歩いてる人が悪いわけではないので、私みたいに亀のようなランナーだけど歩きたくない、走りたい、という人にはホノルルは向かないのかもしれない、とか、この頃はちょっとホノマラに否定的な気分になっていたような気がします。

 それから、よく言われることですが、近いところで走ってる、自分の走りに近い人をペースメーカーに見立てる、ということも、歩いている人が多い中では見つけにくい、ということもあります。私は35キロ前後の頃だったと思うのですが、ある程度タッパのあるアジア系男性でいかにも自分に近いペースの人を見つけて「よろしくお願いします、止まらないで下さいね」と気を送ってたつもりでしたが、とうとうその人もリタイアしてしまいました。そうなると、殆んどの人が歩いている状況の中では、次の人を見つけたくても、どうしようもないわけです。

 そんなこんなの状況ですから、ゴールしたときはつらさのほうが勝ってましたが、でも、今思うと、しんどかったことも、かけがえのない「思い出」ですね。
 そうそう、もう1つ思ったこと。行きと帰りに2ヵ所出てくる難所ってほんとに難所と言えるのかなあ?ってこと。私はもっと急勾配の場所を予想していたんですよね。少なくとも、坂道を子供の頃から体験してる「浜っ子」からすると、あの程度は坂道とは言わないんじゃないかなあ・・。

 ただ、だからといって、簡単だったわけではないのは言うまでもなく。
 と言うものの、写真の状況や、その後のからだの疲れ具合やマメの状態などを見ると、あれ以上できなかった、というのも、ちょっといいわけっぽいかなあ、と思わないでもなく。
 
 これから来年走ろうと思う人に、今年の私の経験から伝えられるとしたら、基本的に歩きたくないと思うなら、4時間目標のくらいの人達の中に混じって、ゆっくり走る、というのがいいのじゃないかと思いますが、でも、そのときのめぐりあわせというのはそのときにならないとわからないし、多くの人の体験を見聞きしてみると、結局は経験の度合いと成績はかなりリンクしているように思うので、自分に悔いのない練習を重ねていく、それっきゃないかもしれませんね・・。

 それともう1つ。今さらながらに、さいとうドクターが言っていたように、事前に1度はフルを走っておけたらよかったなあ、と思いました。それと、暑さ対策、寒さ対策、雨対策。この3つが大事かもね。私のように無謀なチャレンジをしてみよう、と思う方に、この4ポイントが、お役に立つことを願います。

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by yuuko_watanabe3 | 2007-12-09 18:00 | マラソン/ダイエット

わたなべゆうこです。blog名を「女は51から」より変更しました。


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